前回のiPhone5ケースの3Dプリンター用データを加工してみる では、くりぬき加工してみましたが、今回は立体文字を貼ってみます。

こんな感じ。



iPhone5ケースの3Dモデルの読み込みは前回と同様。

読み込んだら分解し、回転させて背面を表にしておきます。

このモデルの場合、背面が赤い軸線に接していることに注意。





で、次にツールメニュの3Dテキストを使います。



押し出しの値がマイナスなのは、モデルの背面が赤い軸に接しているため、プラスの場合は立体文字がモデルの中に入ってしまうためです。

文字を反転して赤い軸に沿ってモデルの背面に移動させます。



因みに、正確に赤い軸に沿って移動させるには、右矢印キーを押しながら移動させます(特定の推定方向にロック)。
緑の軸は左矢印、青い軸は上(下)矢印です。

立体文字とモデル背面が接しています。



文字をモデルに少し貫入させます。

マウスではビミョウな操作ができないのでテンキーで入力。

最後に文字を分解しておきます。



すべて選択して、右クリックメニュから「面を交差」->「選択範囲と交差」。

でSTL出力。

netfabbで修正。まだシェルが一体化していない部分がある場合は、再度修正します。



SketchUpで対象部分を修正。



こんな感じ。



このやり方だと、表面に文字が0.2mmほど凸ってますが...まあ気にしない(^^)。



以上です。