昔、荒俣宏さんの「帝都物語」を読んで以来、百鬼夜行を見たいと思っていました。
でもまだ一度も出会ったことがありません。一説によると本当に見たら命がなくなるそうですが...。
でも見たい.....で、こういうアプリを作ってみました。
使い方は簡単。
京都の一条戻り橋にカメラを向けると現れます。
追加
戻り橋以外に、羅城門遺址・ぬえ池跡・朱雀門跡・土御門内裏跡の4ヶ所を追加しました。
そんな場所どこにあるんだ?という方はGoogle Mapsなどで調べてみてください。
戻り橋 35.02626252059964,135.751933157444
羅城門遺址 34.97935196206374,135.74258364737034
ぬえ池跡 35.017044,135.745965
朱雀門跡 35.01301476845928,135.742749273777
土御門内裏跡 35.023049,135.759156
スクリーン上で丸を描けばダイアログが出ます。
リストの最後にあるのは、このアプリを起動して測位ができた場所の位置です。動作確認などに使ってください。
こんな感じ。
でもこれだけだと面白くないので以下のように設定してみました。
まず、カメラを向けると現れるが、カメラの視角から外れると消えます。
戻り橋の100m以内だと現れますが、圏外なら消えます。
出没の時刻は、日没後から日の出前(この設定はオプション扱いにしています)。
スクリーンの上でチェックを描くジェスチャーでダイアログが出ます。
起動するとこういう画面になります。
GPSを使って位置を測位中という意味、完了すると消えます。
近くになると、鬼火が現れます。
前方にくれば百鬼が現れます。
百鬼は全部で17匹いますが、一度に現れるのは5~6匹(単位は匹でいいのかな、柱や体かもしれない)。
スクリーン上で「W」を描くとランダムに入れ替わります。
10秒間隔でシャッフルされ、異なるパターンで百鬼が現れます。
距離によってサイズも変わります。
百鬼の動きを止め消えないようにするには、「篭目」を描きます。
こういう印です。
スクリーン上でゆっくり描くのがコツ。これが描かれる事で百鬼は動きを止めます。
百鬼を退治するには、清明紋(清明桔梗)を使います。
スクリーン上で以下のような一筆書きをします。描き順はどんなんでもいいです...。
このようなジェスチャーのことを私どもは"印を結ぶ"と称しています...どうでもいいことですが(^^)
ジェスチャーが清明紋だと認識されると、以下のようになって百鬼は消えます。
(GoogleがFlutterをAndroid対応にしてくれれば、もうちっと面白い使い方ができるのでしょうけど)
ただし、清明紋が有効なのは百鬼が現れている場合のみです。
もう一度見る場合は、アプリを再起動。
このアプリの作成は以下のページをベースにしています。
地図に頼らずに目的地に行ってみましょう
日の出、日の入り(Android版)
Androidで自分独自のジェスチャーを使ってみましょう
Androidのアニメーション機能
怪異・妖怪伝承データベース
お化け大学校
インストール
Target:Android 2.3.3 or later
動作確認実機:Xperia acro(docomo) Android 2.3.4
アプリをQRコードからインストールする方法はコチラを参照
タブレットの場合
QRコードでダウンロードすると、Downloadフォルダー内でzipファイルになってインストールできない状態の場合があります。
その場合は、拡張子のzipをapkに変更してファイル名をタップすればインストール用のダイアログが出ますので、そこからインストールしてください。