SNS(Social Networking Service)

オープンソースのOpenPNEを使ってみます。

OpenPNEは、Apache+MySQL+PHP+Smartyで動作しています。

現在、2と3の2つのバージョンがあります。

3ではsymfonyというPHPフレームワークを採用しています。

2は開発が現在停止中ですが、情報は多いです(なんかあった時、便利)。

というわけで、ここでは、まず2を使ってみます。


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OpenPNE2のインストール(セットアップ)



ダウンロード

安定版である、OpenPNE 2.14.9を使います

必要な要件

Webサーバ
      Apache を推奨  

PHP
      PHP 4.3.3 以降 / 5.0.x / 5.1.x  
       * PHP の mbstring 拡張モジュールを使用可能   
       * PHP の XML 拡張モジュールを使用可能   
       * PHP の PCRE 拡張モジュールを使用可能 (UTF-8 サポート)   
       * PHP から GD ライブラリを使用可能 (JPEG/GIF/PNG サポート)   
       * ImageMagick を使う場合でも必要となります   
       * PHP の mcrypt 拡張モジュールの使用を推奨   

データベースサーバ
      MySQL 4.0 以降 (4.1 以降を推奨)  

メールサーバ (携帯からメール投稿する場合)
      Postfix 2.1.x 以降を推奨 (Postfix 以外のメールサーバでも動作報告あり)

事前準備

①インストール用のディレクトリ構造を決めておきます。

OpenPNE本体のディレクトリと、ユーザーがアクセスするSNS本体のディレクトリは別にして作っておきます。


webroot/openpne <---- OpenPNE

webroot/pne_sns <---- SNS

②データベース名を決めて事前に作っておきます。


openpne_db

③メールサーバーのドメイン名を決めておきます。


mail.sample.com

④SNSの名前を決めておきます。


おためしSNS

⑤管理者としてのアカウント名とパスワードを決めておきます。


アカウント名:foo

パスワード:bar

インストール

上の例を使って説明します。

ダウンロードして解凍したフォルダーには以下のようなフォルダー・ファイルがあります。





この中から、以下のフォルダー・ファイルをwebroot/openpneにコピーします。

bin
lib
var
webapp
webapp_biz
webapp_ext
config.php.sample

次に、public_htmlの中のフォルダー・ファイルをすべて、webroot/pne_snsにコピーします。

設定ファイルを編集

①config.phpを編集

webroot/openpneにコピーしたconfig.php.sampleの、.sampleを取って、config.phpとして、エディターで開きます。

1:define('OPENPNE_URL', 'http://sns.example.com/');の部分を変更します。

実際に運用するpne_snsのURLを指定します。最後は必ず、スラッシュで終わってください。

2:DBサーバ設定。

追加するのは以下の部分。

'phptype' => 'mysql',
'username' => '', <--ここ
'password' => '', <--ここ
'hostspec' => 'localhost',
'database' => '', <--ここ
'new_link' => false,

3:DB暗号化キー

以下に適当に設定、半角56字以内。

define('ENCRYPT_KEY', '');

4:メールサーバードメイン

以下に適当に設定

define('MAIL_SERVER_DOMAIN', 'mail.example.com');


②config.inc.phpを編集

webroot/pne_snsの中のconfig.inc.phpをエディターで開きます。

以下の部分で、config.phpのありかを指定します。

define('OPENPNE_DIR', realpath('../'));

今回の例では、config.phpはconfig.inc.phpから見て、次のような位置にあります。

「自分のディレクトリ(pne_sns)からいったん外に出て、openpneディレクトリに入ったところ」

したがって以下のようになります。(スラッシュは付けない)

例:define('OPENPNE_DIR', realpath('../openpne'));

データベースのテーブル作成とデータ挿入

 例で作成したDB(openpne_db)にテーブルを作成します。  

 phpMyAdminでDB管理画面を開き、openpne_dbを選択して、インポートを選びます。  

 インポートするファイルは2つ。  

 解凍したフォルダーの中の以下のファイル。  

 MySQLのバージョンで違ってきますが、4.1以上であれば以下を選択。  

 setup/sql/mysql41/install/install-2.14-create_tables.sql

次に、データをインポートします。

setup/sql/mysql41/install/install-2.14-insert_data.sql


以上でインストール作業は完了。

セットアップするには、以下にアクセスします。

http://localhost/open_pne/?m=setup

こんな画面





セットアップが完了後、ログインしてみます。

http://localhost/open_pne/index.php

上で設定した、PCメールアドレスとパスワードでログインします。

こんな画面が現れます。





このままの状態では、ホームに移動できません。

最初に出てくる「秘密の質問を登録してください」の設定が必要です。

ちょっと下にある設定画面です。





*変更する場合のみ入力してください。」なんて書いてありますが、変更しないと次に進めません。

設定して、変更のボタンをクリック

以上でインストール・セットアップは完了です。

ちなみに管理画面へは以下のアドレスで入ります。

http://localhost/open_pne/?m=admin

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