IKEAのカタログARにインスパイアされて作ってみました。

QRコードから表示する対象の名前を読んで、壁に貼ったマーカーを認識して絵画を表示してみます。

SATCHのバーコード読み取りのサンプルとVIEWのサンプルを統合してみました。

今まで作ったものの中で、多分一番ARっぽい感じです。

作品ごとの区別はQRコードの読み取りで行い、3Dオブジェクト表示用のマーカーは一種類だけにしました。

作品ごとにマーカーを替えるのは面倒ですし、QRならいつでもだれでもどこでも印刷や表示ができますし...。

例によって、フェルメールねた...です。

お部屋の壁にフェルメールの絵を飾りましょう

対象の名前読み取り用のQRコード

今回は、「真珠の耳飾りの少女」と「デルフトの眺望」、「紳士とワインを飲む女」の3点




これを読んで、表示対象の名前を取得(名前を取得しておかないと何も表示されません)

QRコードを読み取ると、名前が表示されます。





QRコードのデータはこんな感じ。

「真珠の耳飾りの少女」:girlwithapearlearring
「デルフトの眺望」:viewofdelft
「紳士とワインを飲む女」:wineglass

絵画を表示するため、壁にはっておくトラッキング用マーカーです、印刷して使います。



   


これは、フェルメールの絵画によく出てくる部屋に似ています、これを認識します。
(この部屋は、フェルメールの愛好家の方が、当時の家具などを収集して作ったもののようです、実在します)

こんな感じで壁にはっときます。




カメラをマーカーに向けて認識させます。




「デルフトの眺望」の場合、額縁がちょっとシュールです。もとになった額縁のマッピングデータが悪かったです。
まあ、気にしないでおきます。


やっぱり気になったので、「デルフトの眺望」を作り直しました(^^)。






額縁の3Dモデルは、SketchUpのデータから起こしています。




apkは以下のQRコードからインストール(ターゲット:Android 2.3.3)。

起動時、ローディングが終わった後、真っ黒な画面が少々長く表示されることがあります。

.....気にしないでください、そのうちカメラ画面になります(^^)。



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